大正から昭和にかけて活躍したトロッコ道

肝付町川上地区に現存するトロッコ道跡は、大正から昭和にかけて、国見山から採れる木材や山の幸、木炭などを高山駅まで運び、町の産業を発展させ、多くの人々にたくさんの恵みと活気を与えてくれました。

高山駅近くの貯木場から川上地区の二股川まで、およそ16kmのトロッコ道が整備されていましたが、車社会の到来とともにその本来の役割を終え、今は、所々農道や生活道路として残され、役立っています。