第17回放送番組審議会議事録

  1. 開催年月日   平成27年11月16日(月)
  2. 開催場所
    鹿児島県肝属郡肝付町前田3697番地
    NPO法人 きもつきコミュニティ放送 事務所
  3. 委員の出席
    委員の総数   5名
    出席委員数   3名
    出席委員の氏名  篠原宣夫、前田尚子、河野雄三
    欠席委員の氏名  有島恵子、切通芳江
    放送事業者側出席者 渡口旦理事長、竹之下克明理事、玉城斐美
  4. 議題 番組について審議
    「きもつきウィークリー」平成27年 11月7日 18:00~19:00 放送分
  5. 議事の概要
    委員長篠原宣夫が議長を務め、開会を宣言。
    「きもつきウィークリー」 平成27年 11月7日 18:00~19:00 放送分 について、事前に各審議委員に音源(CD)を渡し、視聴していただいた後に、番組の内容等について意見交換を行った。また、他の番組やFMラジオに関する意見も出された。
    「きもつきウィークリー」は、毎週土曜日の18:00から1時間の生放送です。開局1年後から、ずっと継続している番組で、内容は、「きもつき町の行政及びイベント情報コーナー」、「いろいろな話題を伝えるトピックスコーナー」、きもつき町の食・歴史等に関する情報を伝える「あやみの故郷再発見」及び出演者が毎月1回、好きなテーマに関して、話をする「クェションコーナー」の4つのコーナーがあります。
    今回放送では、トピックスコーナーでは、「国民文化際」について、あやみの故郷再発見では、「高山に伝わる伝説や民謡」について、クェションコーナーでは、「さとみさんのコーナー・きれいな日本語」についての放送でした。
    出演者は、メインの大野さん、さとみさん、あやみさんの3人に渡口が加わりました。
  6. 審議内容
    ① 「きもつきウィークリー」については、各委員から次のような意見が出された。
    A委員
    ・今回の番組については、開局後まもなくから継続しており、内容的には、4つのコーナーのうち、特に「あやみの故郷再発見」を興味深く聴いている。
    今回の「高山に伝わる伝説」の中で、旧高山地区での戦にまつわる亡霊出没の話には、初めて知る身近な情報であった。
    また、今年から始まった、出演者による独自のコーナーも取り入れた「クェションコーナー」では、「きれいな日本語」がテーマでしたが、「普通に使う言葉が、昔から使われているきれいな日本語に直すと、なるほど・なるほど」と納得し、結構面白く聴きました。
    また、メインの3人は、とてもはっきりしたしゃべりであり、好感がもてるが、一部、マイクから口元が離れ声が小さくなり、聴きづらくなる場合があるので、注意したほうが良いと思う。
    B委員
    ・「きもつきウィークリー」については、1時間番組であるが、内容的には4コーナーにうまく時間配分がされていると思う。4コーナーの中では、トピックスで「今年鹿児島県を主に開かれる、国民文化祭」についての話があり、肝付町で開かれる郷土芸能フェスティバルをぜひ見に行きたいと思いました。
    それから、途中に入る「2曲の歌」については、若者向きが多い感じなので、2曲のうち1曲は、前の世代の歌でも良いのではと思います。
    C委員
    ・「きもつきウィークリー」は、土曜日の18:00からなので、聞きそびれることがあるが、翌日曜日の11:00からの再放送を聴く方が多い。今回聴いたなかでは、私も「あやみのふるさと再発見」での「高山に伝わる伝説」が面白く、肝付氏時代の戦いの状況などは興味深い内容であった。地元肝付町のいろいろな情報が聴ける番組なので、ずっと続けてほしい。② その他の番組等に対する意見として
    A委員
    ・ラジオ放送は、テレビに比べ視聴率が低い中で、どれくらいの人が聴いているか、アンケート調査を行い、その結果も十分反映した番組作りも必要と思う。以前も述べたと思うが、まだまだ番組が少ない感じ。番組を増やす対策が必要では。
    B委員
    ・朝の生放送を聴いていると、メールや曲のリクエストからは若い人より年配の方が多い感じである。若者からのメッセージが多くなる番組作成も必要かなと思う。
    C委員
    ・以前より番組数が減ってきているようです。なんとか、番組を増やす対策をしてほしい。

    (放送事業者側からの説明)
    ① 「きもつきウィークリー」について
    ・ A委員からの指摘事項については、マイクの使い方を再度確認させます。
    ・ 途中に入る曲目の選択には、できるだけ要望事項を盛り込むよう編成します。

    ② その他事項について
    ・アンケート調査については、実現に向けて計画します。また、番組数の件、若者向けの番組の件、新番組の件などについては、他の番組と調製して、対応していきます。

  7. 審議機関の答申又は、改善意見に対してとった措置及びその年月日
    ① 答申の内容:マイクの使い方  (  月  日)
    措置の内容:出演者に確認指示  ( 11月21日)
    ② 意見の内容:なし       (  月  日)
    措置の内容:なし        (  月  日)
  8. 審議機関の答申又は、意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日
    ① 自社放送:
    ② 書面の備置き:平成27年11月25日より事務所に備置きしている。
  9. その他の参考事項
    ① 訂正及び取消しを行った放送、視聴者から申し出があった放送内容を取り上げた場合
    なし
    ② 視聴者の苦情などで審議機関に報告を要する場合。
    なし